アメリカの家庭のように、あれだけ頻繁に家でパーティーを開くには、やはり全体的に日本よりも広いスペースのある家が多い、ということもあるでしょう。しかし、地域全体で子どもたちを犯罪から守ることや、たくさんの親しい人に囲まれて食事をしたりゲームをする楽しさは、世界共通にみんなが持っている気持ちです。日本でも、昭和30年代にあったような、おかあさんが他の子どもを平気で叱ったり、みんなが顔見知りであいさつを交わせるような、そんな地域コミュニティを作ったほうが、楽しいと思いませんか?
生きていれば、人と関わる機会はたいていついて回るものです。ならば、思いっきり楽しんで関わったほうが、何十倍も幸せな人生が歩めるのではないでしょうか。かといって、いきなりお隣に醤油や味噌を借りにいったり、一緒にランチをしたりできるわけではありません。何か、関わりがもてるきっかけやアイテムが必要となります。
そこで、アリスならではのコミュニティ・アイテム、それが輸入生活雑貨です。例えば、ほんの数種類でも自宅販売をすることにし、ご近所を1件1件回って自宅ショップオープンのご挨拶をします。ちょっと会って話をすると、意外と共通点が見つかるかもしれませんし、新たな趣味が広がっていくかもしれません。何といっても『口コミ』は、一番の宣伝であり情報の宝庫ですから。自宅においてある輸入雑貨を通して、お客さんと様々な国の文化を共感したり、自宅や施設の調理室を借りて、オーガニッククッキング試食会などの企画をして集ってもいいですね。
アリスでは、時間を作って一日2~3件ずつでも、ご近所さん周りをしてみようかという計画があります。
たくさんのご近所さんと顔見知りになったら、通りで会っても笑顔で挨拶したり畑のトマトなど分けてもらえるような楽しいつきあいが目に浮かび、今からわくわくしてしまいます。安全、安心、快適なまちづくりとは、こういった『人と人とのつながり』からはじまるものなのです。
現在、地域コミュニティ発信地として、アリスに参加していただいている方々にも、家庭訪問は是非おすすめです。